HTR 講習会

緊急のお知らせ

2014HTRアドバンスコース第10回のテーマを、「腰椎を中心とした体幹」から「クリニカルリーズニング 課題を通して学ぶ」に変更いたします。

2014HTRアドバンスコースのお知らせ

平成26年3月吉日

皆様

2014HTRアドバンスコースのご案内

 

広島徒手療法を体得する会(HTR)

代表 絹川裕次

電話080-3056-7109

メールhirosimatosyu@yahoo.co.jp

ホームページ: http://htr1..net

 

陽春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。このたびは、兵庫医療大学教授の川口浩太郎先生にお願いしております、2014HTRアドバンスコースのご案内をさせていただきます。

 

昨年度までとは主旨を変更していただいております。ご確認の上、ふるってご参加いただければと思います。

 

「アドバンスの意味」

 

2008年から、兵庫医療大学教授の川口浩太郎先生をお呼びしておりますHTRアドバンスコースでは、各関節・部位の解剖学・運動学・生理学を中心に、触診や評価、治療法を先生から講義していただくという内容でした。もちろん、ただ単に知識や技術をお伝えいただいた、ということだけでなく、

 

・どうすれば人の動きを変えることができるのか?
・治療技術を自分で改善するには具体的にどうすればいいのか?
・なぜ、我々の知識・技術で患者さんは変化しないのか?
・触診と評価と運動学をどのように融合すれば、患者さんを「診る」ことができるのか?
・我々が仲間達とお互い研鑽する上で本当に重要なこと

 

 といったような、理学療法全般の原理原則的なことも学ばせていただいておりました。

 

ところで、運動学・解剖学・生理学やこれらの原理原則は、理学療法を行う上で基本的なこと(ベーシック)であるということは、ご存じの通りだと思います。これらを突き詰めた上で(+α必要ですが)目の前の患者さまに当てはめると、理屈上は、かなりの高確率で症状を変化できるようになります。

 

ここで表題の「アドバンスの意味」に戻るのですが、どちらかといえば今までのHTRアドバンスコースは、その意味でベーシックな部分も強かったのでは、と思います。※主催者として、受講者さまの満足度はアンケート結果にありますとおり高いことは申し添えておきます。

 

そこで、今回のHTRアドバンスコースでは、ベーシックな部分も押さえていただきつつ、アドバンスな内容も先生にお願いしようと思っています。ここでいう「アドバンス」とは、先に書きました、
>目の前の患者さまに当てはめる
ことです。

 

 川口先生と次クールについてお話をしていた時、
「質問が前もってあればいいね。講座当日でも質問には答えるし、その場で背景となる知識とか評価・治療を教えてみんなですることはできるよ。けど、なるべく事前にあった方がいいけどね。」
とおっしゃっていました。今回は、そのお言葉に甘えさせていただこうと思っています。

 

 

目の前の患者さまに当てはめるということ

 

 このため、2014HTRアドバンスコースでは、部位は大まかに(例えば6月・7月・8月で肩甲帯〜手、等)分けさせていただきますが、主なテーマは、あなたの目の前の患者さまに当てはめることのできる方法を学ぶことです。言い換えれば、あなたの臨床の疑問に、お答いただきます。その過程で必要な理論・実技も合わせてご教授いただきます。

 

 もし、質問がなければ、触診に始まり、評価・治療になると思いますが、ご質問があれば、「質問の答え」を実施するために必要なことを順に教えていただけます。ですので、是非質問をぶつけていただければと思います。

 

以下に、質問の例を挙げます。

 

・急性期の痛みにも対応できる徒手療法ってありますか?
・ope創を動かし始める時期は?また皮膚・皮下組織の癒着がある場合の対応方法は?
・カフをしっかり効かせたいですが、どうすればいいでしょうか。
・肩甲下筋の触診法を教えてください。
・肩甲骨が外転してしまっている人の肩甲骨安定性改善はどうすればいいでしょうか。
・オーバーヘッド動作が必要な競技においての体幹〜肩甲帯の連動を上手く作るには?
・ラケットやバットなどを握る必要がある競技においてwristのinstabilityのコントロールを持続的に行う方法は?
・前腕回内をした時の筋の触診方法。
・手根骨一つ一つのモビライゼーション
・胸鎖関節のinstabilityをコントロールする方法は?
・上腕骨頭の前方偏移をコントロールすることは可能か?コントロール可能であれば、その方法は?
・腱鞘炎に対する対応は?
・円背の方のコアのを鍛え方は?
・胸腰椎のモビライゼーションのコツは?
・OAがないflatになってしまった脊椎は正常な彎曲に戻すことが可能か?
・比較的レベルの高い片麻痺の痙性のコントロール方法は?

・比較的レベルの高い片麻痺の患側膝OAのコントロール方法は?
・OKCでは問題ないがCKCで出現するエクステンションラグの改善方法は?
・偏平足に対するエクササイズは?

 

これはあくまで一例です。もっと詳細なもの(症例検討レベル)でも、逆にもっと漠然としたもの(前腕の筋の触診、等)、抽象的なものでも構いません。あなたの質問を、お待ちしています。

 

 

日程とテーマなど

第1回5月18日:徒手療法の概念(座学のみ) 軟部組織の修復過程、物理的ストレスに対する組織の反応、痛み
第2回6月8日:ROM制限、mobilization、stabilizationの概要
第3回6月21日:肩関節を中心に
第4回7月19日:肩関節を中心に、肘関節まで
第5回8月9日:肘関節を中心に、手指まで
第6回9月13日:骨盤帯を中心に、股関節まで
第7回10月25日:股関節を中心に、膝関節まで※18日→25日に変更
第8回11月15日:膝関節を中心に、足関節まで
第9回12月20日:足関節を中心に
第10回1月17日1月24日:腰部を中心とした体幹クリニカルリーズニングについて 課題を通して学ぶ※日程変更です。
第11回2月21日:頸椎を中心とした体幹
第12回3月14日:予備

 

※触診ができる服装やバスタオル等をお持ちください。また、参考のために解剖学書や運動学書をご持参ください。

 

○第1回・2回 いずれも日曜日(10時〜15時)・座学
【講師】三戸憲一郎先生【会場】
【会場】広島大学霞キャンパス保健学科棟205
右上の青い太字で「医学部保健学科」と書いてある建物です。※駐車料金が1日400円になる駐車券をお配りします。
【受講料】1回あたり3000円(当日会場でいただきます。)
【お申込み】下記フォームよりお申込み下さい。

 

三戸憲一郎先生には、
・受傷やその後の炎症、治癒過程をどのように捉えたら、効率よく理学療法が進むか?
・急性期に患者さまから信頼を得ることで、その後積極的に理学療法に参加していただくには?
・ストレッチやmobilization、stabilizationで我々は「何」を狙っているのか?
等々、川口先生が治療をする上で大切にされている基本的なことを、より深く、わかりやすく解説していただきます。

 

 

○第3回以降 全て土曜日(15時〜18時) ・実技中心
【講師】川口浩太郎先生(兵庫医療大学教授)
【アシスタント】三戸憲一郎先生(おかもと整形外科スポーツクリニック)
【会場】おかもと整形外科スポーツクリニック※無料駐車場があります。
【受講料】1回あたり5000円 ※入金締め切りは、講座日の8日前です。
【お申込み】下記フォームよりお申込みください。
フォームに質問を書く欄を設けております。日頃の疑問をぶつけていただければと思います。
あまりに質問が多かったり、同じような質問が重なっていたり、ご質問の部位と日程のずれがあったりする場合、こちらで調整させていただくこともあります。
質問内容は、匿名で公開させていただくことがあります。ご了承ください。

 

 

お申し込みについて(必ずお読みください)

 

1.このフォームからのみご連絡いただきます。(実技・座学の両方とも)

※このフォームからのみ受付いたします。フォーム送信をもって、以下の内容を熟読し、理解し、賛同されたものとみなします。

 

2.受け付けorキャンセル待ちのご連絡とご入金口座のご案内いたします。(実技の場合、座学は当日会場でいただきます。)

 

3.受け付けした回のみの講座料を、ご入金していただきます。
入金締め切りは、講座日の8日前です。(24日だと16日中の手続き有効)8日前が土日の場合は次の銀行営業日へずれ込みます。

 

4.口座名義・お名前・所属・ご入金いただいた回をhirosimatosyu@yahoo.co.jpまでメールでご連絡下さい。

 

5.ご入金を確認させていただきます

 

6.受付完了のメールをお送りいたします。ご質問内容に関してご確認させていただくこともありますので、メールチェックをお願いします。

 

 

・お申し込み受付後や入金後3日以内にHTRからの連絡が無い場合は、こちらからお問い合わせ下さい。

 

メールが届かないことが報告されていますが、お問い合わせをいただけなかった場合も責任を負いかねます。何度メールしても返信が無い場合は、代表までお電話下さい。(番号は上記)

 

 

・ご入金後のメール例
(豊臣秀吉氏が徳川家康氏第1回、2回分と豊臣秀吉氏第2回、3回分を入金した場合)

 

件名【入金】
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入金額16000円
口座名義:豊臣秀吉

 

徳川家康
江戸クリニック
第1回第2回

 

豊臣秀吉
大阪病院
第2回第3回
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キャンセルについて

キャンセルは、お名前と所属、キャンセルの回をご記入いただきご連絡下さい。実技にお申し込みの場合、お手数ですが、お振込み前でもご連絡願います。

 

キャンセル待ちの方が多くいらっしゃることが想定されます。

 

キャンセル料は、講座の8日前の23:59分着までのHTR到着分は無料(全額返金します)、その後は理由を問わず100%(ご返金いたしません)とさせていただきます。
非常に残念ですが、理由を問わず、実際にいただいています。

 

 

キャンセル待ちについて

申し込み多数でいっぱいになった場合、キャンセル待ちとなります。キャンセルが出た場合、場合によっては2日前の夜にご連絡することもありますので、メールアドレスは確実に連絡がとれるもの、頻繁にご覧になるものでお願いします。